最上級キュヴェの「ル ブリゾー」のブドウだけで造るパタポン ブラン!
今後パタポン ブランは、ル ブリゾーのセカンド的位置づけに。
24年らしいストレスフリーで軽やかな飲み心地♪それでいて旨みもギュッと。
24年は多雨かつ冷涼な気候。ブリゾーとしては酒質がスレンダー過ぎると判断したんですって。
涼しい年だっただけに酵母の勢いも良く、発酵は問題なく完了しました。
透明感のあるレモン色。青リンゴ、レモン、白い花、潮の香り。
パリッとした酸がありながらスルスルと体に馴染む、The ナチュール。
24年らしさかつ、ロワールでもトップレベルで冷涼な産地だからこそ凛とした魅力があります。
しなやかな美しさのワインですが、ぜひ時間をかけてお召し上がり下さい。
豊かなミネラルに裏打ちされた旨みが徐々に存在感を増していきます。
同じスレンダーさがあった23年ヴィンテージよりも更にキレがある分、熟成も面白いかと。
「プチ ル ブリゾー」にハズレはありませんね♪
樹齢:61年平均 収量は22hL/ha。熟成:ファイバータンクで8ヶ月 残糖1.0g/L未満。
酸化防止剤は瓶詰時に20mg/L。軽くフィルター有。ワインの飲み頃:2026年~2046年
ドメーヌ ル ブリゾー Domaine Le Briseau
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「この人のことこそ【天才】だったと言うんでしょうね」
かつてこのクリスチャン ショサールは、同じくロワールの地で「魔法」と言われたワインを造っていました。
1988年からワインを造り始め、当時「魔法のワイン」と呼ばれるもの凄いワインを造っていたクリスチャンショサール。
2012年9月、クリスチャン ショサールが不慮の事故でこの世を去り、現在は元奥様のナタリーがドメーヌを引き継ぎ頑張ってくれてます。クリスチャンという偉大なビニョロンと比較されてしまうナタリーですが、もともと彼女のセンスは高く、まわりのビニョロンからも一目置かれていました。(生前のクリスチャンも相当に彼女のセンスに頼っていたのです)
実際、2010年にクリスチャンがガンの余命宣告を受けてから、栽培と醸造の作業をメインで支えたのはナタリーだし、またクリスチャンが頑なに拒んでいたあの往年のピノドニス100%のパタポンを復活させたのも、実は彼女の意見が大きく影響しています。
当時、買い付けの村木君は『全体的に女性らしい華やかでチャーミングな味わいがあり、彼女のセンスがしっかりと反映されているように感じた!』と。
ところで、現在。亡きクリスチャンとナタリーの息子ジュール君が、ワイン造りに参戦。ジュール君は大学で化学を学んでいる。クリスチャンがかつてビニョロンになる前は、インフラに携わる建設エンジニアだったことを思えば、理系の頭脳は父親譲りなのかもしれないですね。
ジュール君は、どこかクリスチャンの面影があり、クリスチャンのような実直な真面目さが伝わる青年なんです。ナタリーによると、彼はこれまでワインにまったく興味を示さなかったのですが、25年から突然収穫に参加し、母親を手伝うようになったとか。
もしジュール君が将来ブリゾーを継ぐことになれば、それ自体がサプライズだが、何より亡きクリスチャンが誰より喜ぶような気がしますよね。
ちなみに、普段はあまりお酒を口にしないジュール君がブリゾーのワインだけは唯一好んで飲むのだそう。なんてナイスガイなのだろう。。ジュール君のこれからが、どのように広がっていくのか楽しみでなりません。